コラム

2020/11/28(土)

神社の参拝は正しく

これから年末年始にかけて、神社に参拝する機会が増えると思います。神棚に祀る来年のお札やお守りをいただきに行ったり、初詣に行かれる方も多いでしょう。
ただ、神社に参拝するのはとても良いことですが、間違った参拝方法をしていてはご利益がいただけません。そこで今回は、正しい参拝方法をおさらいしておきましょう。

まずは、参拝する前にお祀りされている神様について調べてください。どんな神様がお祀りされているのかを知らずに参拝しても、あまり意味がありません。
神様にはそれぞれ特性があって、ご利益もさまざまです。金運に良いとされる神様に、恋愛成就のご利益をいただこうと思っても見当違いになります。
神社によっては、いろいろなご利益があると紹介されていますが、ほとんどの神社ではご利益はひとつと考えて良いでしょう。

また、大事にしたいのは自分の氏神様や産土神様を知ること。有名なパワースポットにだけ参拝するのではなく、自分が住む土地を守護する神様(氏神様)や生まれた土地を守護する神様(産土神様)を大事にしてください。最も身近で普段の生活を守護してくれる神様を疎かにするのはNGです。

参拝する神社や神様について理解したら、自分の体を清めて出かけましょう。神社にある手水舎で清めるのは当然ですが、少なくとも前日にお風呂に入っていない状態では失礼です。キレイな体で清潔な服装をして参拝しなくてはいけません。

ようやく神社に到着したら、あとの参拝方法はご存知の方も多いと思います。一般的な神社での流れは、鳥居で一礼をして参道の左端を進み、手水舎で手と口を清め、本殿の前で軽く会釈してお賽銭を入れ、鈴を鳴らして二礼二拍手一礼の作法で参拝する、帰りも左端を歩いて鳥居を抜けたら一礼で終了です。

気を付けたいのは、神様に願い事をするのではないということ。参拝するのは、自分自身の汚れを払って神様に感謝し、そのご加護をいただくのが目的です。
その結果として、願い事も叶うのだと思ってください。神様に私利私欲だけの願い事をするのはヤメましょう。

美月(みつき)

運勢を知って今やるべきことがあります。

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