コラム

2020/10/30(金)

大殺界を乗り切るために

みなさん「大殺界」というキーワードを聞いたことがあるでしょうか? 六星占星術において、私たちの人生は12種類のパターンが決められていて、1年ごとに「種子・緑生・立花・健弱・達成・乱気・再会・財成・安定・陰影・停止・減退」とくり返されるのですが、そのうち最後の「陰影・停止・減退」の3年間が大殺界と呼ばれる時期です。今回は、この大殺界についてご紹介します。

大殺界の3年間は、人生において最もマイナスの作用が強い時期です。陰影・停止・減退という文字からも分かるように、良いイメージは湧きませんよね。それまで順調だった人でも、何となく体調不良に陥ったり仕事でミスをしてしまいがちになるのが、大殺界1年めの「陰影」です。

次の1年間は「停止」で、これまで上手くいっていた物事が停滞しやすくなってしまいます。人付き合いでトラブルが起きやすくなったり、考え方などもネガティブになる時期でしょう。

そして大殺界最後の1年間の「減退」は、若干運気が回復してきたように感じるのですが、まだまだ注意が必要です。「停止」や「減退」で、あまり悪いことがなかった場合は、特に最後の1年間で一気に悪いことが起きやすくなります。人間関係や金銭でのトラブルに十分注意してください。

さて、この大殺界をどう乗り切るべきか見ていきましょう。大事なのは気の持ち方です。多少の問題やトラブルに遭遇しても、マイナスに捉えないで「こんなものだろう」と大きな気持ちで受け入れること。大殺界では、やり方を変えたりしても上手くいきません。多少は仕方がないと受け入れてみてください。ただし「自分はダメだ」とネガティブ思考になるのはダメです。何か失敗したら「これは自分が成長するために必要なこと」と、前向きに捉えるようにしましょう。ポジティブでいると、大殺界であっても悪いことは寄ってこなくなりますよ。

紫乃(しの)

花も実もある…外見だけでなく中身も充実している意。木は剪定なしでは実はつかぬ

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