コラム

2020/10/22(木)

厄除けのパワースポット

最近、良いことがないとお嘆きではありませんか? コロナの影響で、経済や人間関係が以前のようにはいかなくなっています。Gotoキャンペーンなどで徐々に活気が戻っていますが、完全に戻るのは先の話かもしれません。いわば、世界的に災いや厄が蔓延している状態です。そこで今回は、厄除けのパワースポット をご紹介します。

オススメしたいのは、日本で最も有名な陰陽師・安倍晴明を祀った京都の「晴明神社」です。安倍晴明は、陰陽寮を統括した安倍氏流土御門家の祖にして、天文学者だったと言われています。現代では陰陽師としても知られる安倍晴明を祀った神社は、災いや病気にご利益があるパワースポットとして人気です。フィギュアスケートの羽生結弦選手も参拝に訪れて、オリンピックで金メダルを獲得したことでも注目を集めました。

晴明神社は、1005年に晴明が亡くなった後に一条天皇が生前の功績を称えて創建された神社で、晴明が暮らしていた屋敷の跡地に建っています。創設当初は、東は堀川通・西は黒門通・北は元誓願寺通・南は中立売通と、東西南北に広大な敷地を誇る神社だったそうです。

厄除けのご利益があるのは、本殿のすぐ横にある「厄除け桃」と呼ばれる大きな金色の桃の像。桃は陰陽道では魔除け・厄除けの果物とされており、「古事記」や「日本書紀」といった書物にも、魔物を桃が追い払うようすが描かれています。この桃の像を撫でると、自分の厄を桃に移すことが出来ると言われていますので、ぜひ撫でてみましょう。

また、晴明神社の二の鳥居をくぐってすぐの場所にある「晴明井」もオススメです。晴明が念力を使って湧出させたという逸話が残っている井戸で、現在も湧き水を飲むことが可能。茶人の千利休が、お茶を淹れる際にこの井戸の水を使用したことでも有名で、病気平癒のご利益があるとも言われていますよ。

すう

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