コラム
2020/9/14(月)
会話を楽しいものにするために

恋愛でも仕事でも、楽しい会話が出来る人は有利です。一緒にいたいなと思いますし、会話を重ねることで信頼関係も築かれていきます。でも、なかなか興味を引く話題がないとか、口下手だという方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、話題に乏しくても楽しく会話出来る方法をご紹介します。
まず、自分の方から提供出来る話題がないなら、相手の話に耳を傾けることから始めましょう。人は誰でも、自分の話をしたいという願望があって信頼出来る相手にだけ自分の話をします。まだ親しくない相手と円滑に会話するためには、じっくりと相手の話に耳を傾けてください。注意したいのは、聞き役に徹し過ぎてただ話を聞いているだけになること。相手の考えや好みなどを分析しながら話を聞いていると、自然と相づちのタイミングも分かるようになります。
相手の話をちゃんと聞くようにしたら、次は相手に質問することを考えましょう。相手の話を聞いた上で、疑問に思ったことなどを少しずつ質問していけば、会話のキャッチボールになります。ただ、質問の内容によっては相手を不快にさせてしまうこともあるので、質問は慎重に選んで要点も押さえることを意識してください。質問が思い浮かばないときは、オウム返しを使ってみましょう。相手が口にした内容をそのまま相手に返すだけですが、疑問形にすれば質問に変わります。相手は「自分の話に興味を持ってくれているんだ」と思って、悪い気はしません。
次に、自分のことを話すときのポイントです。自分の話に面白みを加えるには「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように」を意識してみてください。話がつまらない人の多くは、これらがボヤけています。これらをハッキリさせるだけでも、会話に相手を引き込むことが可能です。また、さらに面白みを加えるために「笑い」の要素を盛り込みましょう。照れや恥ずかしさから笑えるネタを敬遠するのはもったいないですし、無理に笑わそうとして身構える必要はありません。自分のことではなく、周囲の面白い人や笑ったテレビ番組の話をネタにするだけで十分です。「この人は笑いが分かる人だ」と、相手に思ってもらうことで話は膨らんでいきます。普段から笑えるネタを探してみてください。