今年に入って、有名人が自殺してしまうニュースが続きました。自ら生命を絶ってしまうことになった理由は、この世に絶望してしまったのか、明るく良い未来をイメージ出来なくなったのか、本人にしか分からないことです。しかし、ひとつの要因として「自分が嫌いになった」ということが挙げられないでしょうか。

他人と上手く付き合えない自分がイヤ、あれやこれが出来ない自分がイヤなど考えていると、自分が許せなくなる可能性があります。社会の状況が困難なものになっていますから、自分を嫌いになると余計に生きる気力が湧いてきません。今回は、自分を好きになる方法をいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

まずは、自分の嫌いなところをリストアップしてみましょう。このリストは、自分が嫌いという感情と真正面から向き合うために必要で、順番などは関係ありません。リストアップ出来たら、そのなかから頑張れば改善出来ることを探しましょう。それに取り組み、少しでも変化を実感出来たら「嫌い」だったところが「好き」に変わります。

次に、今の自分を認めることを試してみましょう。自分に嫌いなところがある人の多くは、自分の過度な理想を自分自身に当てはめがちです。そして、自分にマイナスの評価を付ける習慣が根付いています。完璧主義者によく見られる傾向ですが、完璧な人間なんてこの世にいません。欠点や至らないところがあるのは当たり前、それも含めて自分という人間なんだと認めてあげてください。これだけで、フッと心が軽くなるケースも多いですよ。

最後に、理想の自分を想像しましょう。よく「引き寄せの法則」という言葉を聞いたことがあると思います。自分が嫌いだという人は、潜在意識に嫌いな自分の姿が刷り込まれていることが多いです。それはさらに嫌いな自分を引き寄せて、現実のものとなってしまいます。自分を好きになるには、自分が大好きな理想の自分をイメージするのが一番。大好きな自分を強くイメージすることで潜在意識に刷り込まれ、現実でも良い変化が出てくるでしょう。