コラム

2020/8/6(木)

縁結びのご利益をいただくときの注意

夏は恋の季節、縁結びや恋愛成就のご利益を求めてパワースポットの神社へ参拝される方も多いでしょう。ただ、これまでも参拝してきたのに、なかなか恋人が出来ないという方は参拝の仕方が間違っているのかもしれません。そこで今回は、神社に参拝するときの注意をご紹介します。

まずは、有名な神社にばかり参拝していないでしょうか? もちろん有名になるには理由があって、歴史やご利益のパワーに裏付けされているのだと思います。でも、実は遠くの神様より近くの神様に参拝するのが、もっともご利益をいただけるんです。生まれた土地やお住まいの地域を守っている、産土神(うぶすながみ)や氏神様(うじがみさま)に参拝されていますか? あなたのことを一番理解しているのは、産土神や氏神様です。有名な神社に参拝するのも悪くありませんが、その前に近くの神社へご挨拶に行きましょう。

また、今「ご挨拶」と言いましたが、神社は「お願い事」をするところではありません。神社の参拝の意味は、神様を敬って感謝の心を持つこと、そして祈りを捧げて神様と交流する場所です。お願い事をするのではなく、神様と交流して自分のことを知ってもらいましょう。毎回、参拝するときに自分の名前と住所を言うことで、神様はあなたのことを覚えてくれます。感謝の言葉を捧げてくれる人には、神様も優しくなって良い施しをしてくれるようになる……つまり、ご利益を授けてくれるというわけです。

そして、神社のマナーを守らない人は神様に嫌われると思ってください。絶対に守るべき代表的なマナーをふたつ挙げていきます。ひとつは「参道の真ん中を歩かない」こと。参道は神様の通り道なので、なるべく端を歩くようにしてください。神社の敷地内に入ったら帽子やサングラスなどは外して、スマホなども出さないようにするのも重要です。

次に「キレイな体で神様の前に立つ」こと。ほとんどの神社に、手水舎(ちょうずや)があると思います。神様に失礼のないように、ここで心と体を清めなくてはいけません。手と口をゆすぐのをお忘れなく。正しく参拝して、ご利益をいただきましょう。

カシオペア

流れをとめるのは簡単なようで難しい 思い通りにしたいと思わず期待を小さくしてわかることもあるはず

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