コラム

2019/7/14(日)

左と右の関係

7月21日は、参議院選挙が行われます。日本の将来を決めるのに重要な選挙なので、みなさん投票に行くようにしましょう。ところで、国会には参議院と衆議院がありますが、国会議事堂は正面から向かって右側が参議院、左側が衆議院となっています。この並びにも、実は意味があるをご存知でしょうか? 普段の席順などでも、右と左どちら座るのが良いのか気になることもあるかもしれません。今回は、この右と左の関係について見ていきましょう。

日本のマナーには「左上右下(さじょううげ)」と呼ばれるものがあります。その名の通り、左の方が格上という扱いです。それなら、国会では左側にある衆議院が格上なのかというと……それは間違い。正面から見てではなく、国会議事堂から見てどちらにあるかが重要になります。つまり、国会議事堂から見て、左側にある参議院の方が格上になるんです。

参議院は、かつて貴族院と呼ばれていました。貴族院には選挙がなく、皇族や華族が議員を務めていたんです。さらに参議院の任期は現在6年となっていますが、当時は終身雇用で一度議員になったらずっと続けられました。衆議院に比べて貴族院は身分が高い人たちだったため、その名残で参議院が左側に配置されたと言われています。

現在では身分の差別などなくりましたが、かしこまった席や集まりなどでは、マナーを重視する人も少なくありません。そんなとき、左が格上で右が格下というマナーを覚えておくと良いかもしれませんね。

ケイト

愛するということは、その方の幸せを願うこと。もっと会いたい、結婚したい、と、お相手の幸せにあなたが関わることを願うのは我欲であり、愛ではなく恋や固執と呼ばれる思

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