マダム桜子

桜子より〜心のコンパス〜

このブログでは、日々の鑑定を通して感じたことや、相談者の方々から届いたリアルな声をもとに、愛に悩む全ての方へ向けたメッセージを綴っていきます。タロットやホロスコープを通して見えて来る、魂の学びや恋の流れ、そしてご自身の心との向き合い方についても、わかりやすくお伝えしていきます。
読むだけで、少し前を向けるような、そんな優しい灯をともすプログにしていきたいと思っています。

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記事一覧

マダム桜子先生との鑑定はこちら

冬の気配が少しずつ近づくと、心もまた静けさを求めるようになります。
誰かに優しくしたいと思いながら、気づけば自分の心がすり減っている。
そんなとき、あなたはどんなふうに立ち止まりますか。
今日は「心の境界線」についてお話ししたいと思います。

人の痛みに敏感な人ほど、他者の感情を自分のことのように抱えてしまいます。
心理学ではこれを「共感疲労」と呼びます。
スピリチュアルな視点から見れば、直感力に優れた魂や、過去生でヒーラーや奉仕的な役割を担ってきた人は、この共感疲労に陥りやすい傾向があります。タロットでいえば「女教皇」や「吊るされた男」のような内なる静けさと感受性を持ち、他人の苦しみを無意識に背負ってしまうこともあります。
他者のカルマにまで無意識に共鳴してしまうため、自分でも気づかないうちに疲弊してしまうのです。

けれど、心の境界線を守ることは冷たさではありません。
それは「自分も他人も同じように尊重する」という愛の練習です。

占いの現場でも、「優しすぎる相談者」が、家族や恋人、友人の苦しみを自分のこと以上に背負い、深く悩まれている姿をよく目にします。
たとえば、息子さんの反抗期に心を痛め、「私の育て方がいけなかったのでは」と自分を責めてしまうお母さま。
あるいは、恋人の仕事のストレスに共鳴しすぎて、自分自身が眠れなくなるほど心を消耗してしまう方もいらっしゃいます。
タロットを展開すると、「カップのクイーン」や「ペンタクルのナイト」が現れ、共感力の高さと、地に足のついた愛情のバランスの必要性を教えてくれます。
こうした方々には、「他人の苦しみを理解すること」と「自分の中に取り込むこと」は違うのだと、そっとお伝えしています。
自分の心にしっかりとした根を張りながら、人に寄り添う。
そのバランスこそが、真のヒーラーのあり方なのです。

タロットでいえば「節制」のカードが象徴的です。
天使が二つの杯の間で水を行き来させ、感情のバランスを取っている姿。
その水が一方に偏れば、もう一方は枯れてしまいます。
愛も同じで、与えすぎても、我慢しすぎても、どちらかが苦しくなってしまう。
だからこそ、流れを調整しながら保つことが大切なのです。

心理学では、人と人の間にある見えない線を「パーソナル・バウンダリー」と呼びます。
これは人間関係の中で心の安全を保つための境界線です。
無理に引き離す線ではなく、「ここから先は自分の責任」「ここから先は相手の領域」と区切ることで、愛がより健やかに循環していきます。

ホロスコープで見ると、今、土星が魚座を運行しており、この時期は「共感」と「境界」のテーマが浮上しやすい時期です。
魚座は愛と受容の星座であり、誰かの悲しみを抱きしめたくなる優しさを持っています。
けれど、土星がそこに滞在することで、優しさに輪郭を与えるよう促しているのです。
無限に広がる愛を、現実の形として整えるための時間。それが今なのかもしれません。

もしあなたが最近、誰かの期待に応えようとして疲れているなら、自分を責めないでください。
境界線を守るとは、愛を拒むことではなく、愛を持続させる知恵です。
心理学的にも、他者との健康的な距離が「自尊心」を支え、「安心感」を育てると言われています。
自分を守ることは、相手への誠実さでもあるのです。

人との距離を見つめ直すとき、少し寂しさがよぎるかもしれません。
けれどその線の内側に、自分の心の庭があります。
そこを整え、休ませることが、次に誰かと向き合うための力になるのです。
どうか今日くらいは、誰かのためではなく、自分のために優しい時間を過ごしてください。
心の境界線を守ることは、わがままではなく、愛を成熟させる練習です。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
今夜はどうか、自分の心にも静かなおやすみを。

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2

ゆっくりと風が冷たくなり、季節がひとつ深まっていく、今日この頃。
人の心にも、ふと過去を振り返る時間が訪れます。

とくに、かつて大切だった人のことを思い出す時。
その気持ちは、胸を締めつけるようなやさしさを含んでいるものです。
今日は、「復縁」について、少しお話ししたいと思います。

誰かを本気で好きになったなら
別れたあとも、すぐに忘れるなんてできないのが自然です。
だけど、同じように愛していたはずなのに
「復縁できる人」と「できない人」がいるのは、どうしてなのでしょうか。

占いの現場では、たくさんの復縁のご相談があります。
そこには、もちろん、運命のタイミングも、魂の学びも関わっていますが
実は、いちばん大きな違いは
『愛の向き先』にあるのだと、私は感じています。

復縁が叶う人の多くは
「彼をどうにかしたい」ではなく
「自分自身と、もう一度向き合ってみよう」としている人です。
心が乱れたまま連絡しても、届くのは愛の言葉ではなく、マイナスのエネルギー。
いくら愛していても、苦しみや焦りの波動は、相手にとっては遠ざかりたくなるものです。

反対に、今は距離があることを受けとめて
日常を大切にしながら、自分の心を整えていく人。
その方の想いは、時間をかけて相手の心に届いていきます。
まるで、冬を越えてまた芽吹く草花のように。

私のもとに訪れる相談者さんの中にも
「もう無理だと思っていたのに、急に彼から連絡が来ました」と話される方がいらっしゃいます。
その方は、占いのアドバイスを胸に、自分の内側に集中して過ごしていました。
その変化が、運命の糸を静かにたぐり寄せたのでしょう。

でも決して「復縁できないのは、自分が悪いから」と思わなくていいのです。
ただ、あなたの魂がまだ「学びの途中」なのかもしれません。今は「学びの通過点」と捉えて下さい。

心が整えば、出会い直すという未来もあります。
また別の優しい愛に導かれていくこともあるのです。

大切なのは、「愛される」ことではなく
まずは「愛する自分を、認めてあげる」こと。
そこから、すべての流れは変わっていきます。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます
この言葉が、少しでもあなたの心の灯になりますように。
また明日も、自分を大切に過ごしていてくださいね。

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3

空気が澄んできて、冬の足音が静かに近づいてくる頃。
人と人との距離が、ほんの少し近づいたり、遠のいたりする季節かもしれませんね。
今日は「交流分析」という心理学の考え方から、恋愛の中に起こる「すれ違い」について、わかりやすく考察してみたいと思います。

心理学では、人の心の中には、大きく分けて、『親』『大人』『子ども』という三つの心の状態があると考えます。これを「交流分析」と言います。
『親』の心は、育てられた時の記憶から生まれた価値観やルール。
『大人』の心は、今この瞬間を冷静に見つめる理性。
『子ども』の心は、感じたままを表現する素直な感情。

これは誰もが持っている自然な心の働きで、状況や相手によって、どの部分が優先されて前に出るかで態度が大きく変わります。どれが良いとか悪いとかではなく、大切なのは、これらのバランスです。

たとえば、相手に対して強く言いすぎてしまった時、それは『親』の心が出ていたのかもしれません。
逆に、連絡が来ないことで不安になりすぎてしまうのは、『子ども』の部分が反応している時です。

そして、この三つの心のやりとりがかみ合わない時、私たちは「どうして分かってもらえないのだろう」と感じてしまいます。ここに「すれ違い」が生じます。

タロットカードでいえば、『恋人たち』のカードが近いテーマを持ちます。
相手との関係性の中で、自分の本音と理性、過去から引きずっている価値観との間で揺れ動く様子。
選択の時には、この三つの声が心の中で交差します。

恋愛相談の中には、喧嘩をすると、彼に対してつい冷たい言葉をぶつけてしまうという女性の相談。
それは本当は『もっと愛されたい』という『子ども』の声から来るものなのに、『親』の声が先に出て、自分でもどうしてこんな態度を取ってしまうのか分からない、と悩んでおられました。

人は皆、愛されたいと願いながら、それを素直に表現できない時もあります。
その裏側には、過去の傷や、無意識の思い込みがあることも多いのです。

こんな時、交流分析を知っていると大人の対応が出来ます。交流分析とは、相手を変えるのではなく「自分の出し方を変える」ことで関係を改善していくアプローチです。そんな「心のやりとりの地図」を見せてくれる学びでもあります。

恋のすれ違いに悩んだときは、この「交流分析」を意識して、まず自分の立ち位置を見直してみましょう。
自分の中のどの声が話しているのかを意識することで、相手との関係性も少しずつ変わっていくでしょう。

やりとりを「大人目線」に」切り替え、感情に飲まれず、「事実」を軸に話をすること。そして相手の感情を否定せず、まず受け止める。「そんなこと思ってたんだね」「寂しかったんだね」と一度共感を挟むだけで関係性が大きく変わります。対立から共感への近道、見つけましたね。

心が健やかな時というのは、
たとえば恋愛で言えば「甘えたいけど、相手の状況も思いやれる」「相手が返事をくれなくても、自分の価値は変わらないとわかっている」「自分の寂しさも認めつつ、やさしく扱ってあげられる」そんなふうに、三つの声が自然と補い合っているような状態です。

そのバランスは、完璧でなくていいのです。
ゆらぎながらでも、自分の心に気づき、丁寧に扱おうとする姿勢。
それこそが、バランスを育てるということなのかもしれません。

あなたの中には、今どんな声が響いていますか。
そのどれもが、今のあなたを守ろうとしている「優しいかけらたち」です。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにとって、今日は、心の声に、少しだけ優しくなれる一日でありますように。

3

朝晩の空気に冬の始まりを感じるようになりました。
私たちの内側でも、慌ただしい日常の中で、静けさや深まりを求める気持ちが芽生えてくる頃かもしれません。
満月の夜は、ぜひ、月を見上げて「月光浴」でリラックスタイムなど。
ゆったりした時間を楽しむことをお勧めいたします。

さて、人生の中には、目には見えなくても確かに存在する『節目』があります。
これらの節目は、魂が「次の学びへ進みなさい」と優しく促してくるときに訪れます。
今日は、「運命の転機」を、その「魂からのサイン」を、どんなタイミングで感じ取ることが出来るかについて、お話ししてみたいと思います。

「魂の転機」は、物事が順調なときというよりも、むしろ迷いや違和感、不安や痛みを通してやってくることが多いようです。
タロットで言えば、『塔』や『死神』のカードが現れた時。
これは物事の転機や変わりゆく力を象徴しているカード達です。
一見ネガティブに思えるこの「いつもと違う感じ」は、実は魂が本来の自分へ戻ろうとしているプロセスであり、新しい段階へ進むための準備なのです。

星の動きにも、魂の声が映し出されます。
現在、木星が順行に入り、また土星が逆行している影響で、私たちの内側には「見直し」と「拡大」の両方が同時に起こりやすいタイミングです。
これは魂にとって、「これまでの価値観を超えて、自分の本質に戻る時が来た」というメッセージを届けているようにも感じられます。

占星術の観点から言えば、私たちは皆、空に輝く星たちのリズムの中で生きています。
星たちは常に流れ、動きながら、それぞれの瞬間に最適なメッセージを届けています。
今感じている不安やざわめき、そして何とも言えない高揚感や期待。
それらすべてが、星たちからの合図であり、流れに乗るための道しるべでもあります。

星の流れを味方につける方法としては、自分の中にあるタイミングの感覚を信じることでもあります。
動きたいときに動き、休みたいときに休む。
無理をせず、けれど一歩ずつ、自分の感覚に忠実に進むこと。
それこそが、運命の流れに乗るということなのです。

魂の視点から見ると、「転機」はいつも内側から始まります。
ある日突然、今まで楽しかったことが色あせて見えたり、人との関わりに疲れを感じたり。
あるいは、過去には怖くて見ようとしなかったことに、なぜか今は向き合いたくなる。
また、ふとした瞬間に「これだ」と確信できるような感覚や、「なんとなくこっちが正しい」と思う直感が鋭く働く時。

他に、スピリチュアルな視点から見ると、シンクロニシティ(意味のある偶然)が続くとき。
たとえば何度も同じ数字を見る、誰かの名前を何度も耳にする、同じテーマの話題が別々の場所で重なるなど。
これは宇宙が「ここに気づいて」とメッセージを送っている状態です。または、タイミングが自然と整うとき。たとえば努力していないのに状況がスムーズに進む。
偶然の出会いが人生の大きな転機になるなど。
流れに逆らわずに「導かれている」と感じるとき。

そんな変化を感じ取ったなら、それはあなたの魂が目覚めを始めた証です。
これらはすべて、理屈ではなく「感じる」ことが大切です。
サインを受け取るには、日常の中で少し心を静かにし、自分の内側の感覚に意識を向けてみることが大事です。運命のサインは、いつもあなたの近くにあるものです。

また、よく見落とされがちですが、静けさや空白もまた転機のサインです。
物事が動かないとき、孤独に感じるとき、先が見えないとき。その「停滞」こそが、魂が次の扉を開く前の静かな合図なのかもしれません。

魂は決してあなたを急かしたり、責めたりしません。
ただ、あなたが本来の輝きに戻れるように、そっと合図を送り続けています。
そのサインに気づけるようになると、たとえ外側で大きな変化がなくても、内側では確かな成長が始まっていると感じられるようになるでしょう。

運命の転機は、決して特別な人にだけ訪れるものではありません。それは日常の中に、誰にでも、何度でも訪れます。
そして、そのサインに耳を澄ませたとき、あなたの世界は少しずつ、でも確かに変わりはじめます。
変化はいつも突然にやってくるのではなく、じわじわと、あなたの内側にしみ込むように始まります。
気づけば、なぜか以前よりも深く息が吸えるようになった。
人に優しくなれた。
焦らずに、自分の気持ちを大事にできるようになった。
そんな小さな変化こそが、魂があなたを導いている証です。
やがてその小さな変化が、あなたの在り方そのものを変えていきます。
そして気づいたときには、あなたが立っている場所も、人との関係も、心の風景も変わっているでしょう。

運命の転機とは、人生の中であなたが「本当の自分」に戻っていくための大切な扉。
どうかそのサインを見逃さず、怖がらずに受け取ってください。
あなたの歩みは、必ずあなたの魂の望む場所へと続いています。
そして最後に、どうか覚えていてください。
星はいつも動いています。
流れる星を味方にして、自分の人生のリズムと調和することができたとき、あなたはもっと自由に、もっと軽やかに、生きていけるでしょう。

今日も最後まで、読んでくださり、ありがとうございます。
どうか、あなたの魂の声が、今日もあなたの心にやさしく響きますように。

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山々が紅葉し、冬支度に衣替えする今日この頃。
秋から冬への季節の変わり目は特に淋しく感じますね。
夜空の星を見上げて、叶わない願いに、ため息をついたりしていませんか?

「もうやめたほうがいいって分かってるのに、どうしても忘れられない」
「苦しいのに、会えないともっとつらくなる」
「いつも同じような恋ばかり繰り返してしまう」
そんな「つらい恋」に心を奪われてしまうこと、ありませんか。

一見、相手に強く惹かれているようで、実はその裏には「心のクセ」や「深い傷」が隠れていることがあります。
ドラマチックな関係に依存する人の心の奥にあるものとは、その正体はいったい何なのでしょうか。
今日は、「つらい恋にハマる心理」について、心理学の視点から、少しやさしく綴ってみました。

★強い刺激が「愛」と思えてしまう★
感情が激しく揺れる恋。たとえば、喧嘩やすれ違い、泣いたり怒ったり、急に優しくなったり。
そういったアップダウンのある関係は、心に強い刺激を与えます。
その刺激を、「これは本物の愛なんだ」「この感情こそが恋愛なんだ」と感じてしまうと、平穏で安定した関係が物足りなく思えてしまうこともあります。
でもそれは、本当の愛ではなく、「刺激」に心が慣れてしまっている状態なのです。

★心のどこかに「私は幸せになっちゃいけない」がある★
つらい恋を何度も繰り返してしまう人の多くは、心の深い部分にこんな思いを抱えていることがあります。「私は愛される価値がない」
「人に甘えると裏切られる」
「本気になったら捨てられるかもしれない」
こういった「自己否定」や「恐れ」が心にあると、なぜか自分を苦しめる相手を選んでしまったり、優しさを向けてくれる人を信じられなかったりします。
本当は愛されたいのに、「傷つくくらいなら自分から距離をとろう」と無意識にしてしまうのです。

★子どもの頃の愛の記憶が関係していることもある★
心理学では、「私たちは、幼いころに経験した「愛のかたち」を、大人になってからも繰り返す」と言われています。
たとえば、親に振り向いてもらえなかったり、褒めてもらうために頑張りすぎていた人は、大人になってからも「頑張らないと愛されない」と感じやすくなります。
そのため、自分を苦しめる相手に尽くしてしまったり、認めてもらいたくて無理をしてしまうのです。
ドラマチックな恋に惹かれる人は、「愛は苦しいもの」「いつかは裏切られるもの」といった思い込みを持っていることも多く、それが無意識に恋愛パターンを作り出しています。

★愛と依存はちがう★
「どうしてもこの人じゃなきゃダメ」
「離れたら生きていけない気がする」
そう感じる恋は、愛というより依存の状態かもしれません。
愛とは、お互いを尊重し合い、安心できる関係です。
でも依存は、「相手がいないとダメ」「相手の言動で自分の感情が大きく左右される」状態です。
依存していると、相手に振り回されながらも「手放せない」と感じてしまいます。
それが、つらい恋から抜け出せない大きな理由のひとつでもあります。

★まずは「自分の心を抱きしめる」ことから始めてみましょう★
つらい恋にハマってしまうとき、いちばん苦しんでいるのは、あなた自身です。
無理に忘れようとしたり、自分を責める必要はありません。
「どうして私はこの恋に惹かれたのか」
「どこに満たされない気持ちがあるのか」
そんなふうに、自分の心とやさしく向き合ってみてください。
恋を変えるためには、まず「自分の心の扱い方」を変えることが第一歩です。
自分にダメ出しするのではなく、「よくここまで頑張ってきたね」と、自分をねぎらってあげること。
それだけで、心の奥にある寂しさや不安が、少しずつ癒されていきます。

★苦しい恋の奥には、本当は「幸せになりたい」という強い気持ちがあります★
その願いに、自分自身がまず応えてあげること。
そこから、本当に愛される恋、やさしい恋へと道が開けていきます。

今日も最後まで読んで下さりありがとうございます。
あなたの苦しさは決して弱さではありません。その恋に込めた想いが、どれほど深かったか、私にはちゃんとわかっています。
どうか自分を責めずに、少しずつ自分の心に寄り添ってみて下さいね。

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朝の光にモヤが、かかりはじめました。

少しずつ冬の気配を感じるようになってきましたね。
襟元に冷たい風を感じ始める今日この頃。

人の心も、温かさを求めて揺れています。

今日は「愛しているのに、嫉妬や疑いが湧いてしまう」そんな想いについて、心理カウンセラーの視点からそっと「愛の裏側の声」に触れてみたいと思います。

本気で誰かを愛するとき、私たちは心の奥を開いてしまいます。
そこは、誰にも触れさせたくなかったはずの、弱さや不安が隠れているあなたの大切な場所です。

けれど愛は、その部屋の扉を自然に開けてしまう。
タロットでいえば「カップのクイーン」。

深く満ちた愛情は、美しいぶん、揺らぎやすく、一途であるが故、モヤがかかったように「愛の周辺」が見えなくなることがあります。

「彼のLINEがそっけない気がする」
「彼の態度が少し冷たかった気がする」
「もしかして他の人と連絡してるのかも」
「連絡が返ってこないのは、他に誰かいるのかも」

そんな疑いがふと心をかすめると、自分の気持ちさえ信じられなくなってしまうことがあります。

そんな小さな揺らぎから、不安や嫉妬が芽を出します。

自分だけを見ていてほしい。
ずっとそばにいてほしい。

その気持ちが強いほど、少しの距離や沈黙にさえ、心は騒ぎ出してしまいます。

嫉妬や疑いの気持ちは、誰かを責めたいわけでも、自分を否定したいわけでもないのです。
ただ、心の奥で、小さな自分が震えている。
その感情の根っこにあるのは、「愛されたい」「見捨てられたくない」という切実な願い。

それは弱さではなく、真剣に誰かを想っている証です。
ホロスコープでは、金星が水の星座にある方は、情が深く、愛に対して誠実で一途な傾向があります。

蠍座の金星を持つ人は特に「すべてを捧げたい」「深く結ばれたい」という願いが強く、そのぶん、相手の変化に敏感です。
少しの沈黙にも、過去の痛みが重なり、不安という名の波が押し寄せてくるのです。

そして、そんな自分を責めてしまう方も少なくありません。

「こんな気持ちになる私は重いのではないか」
「彼に嫌われてしまうかもしれない」

けれど、まずはその気持ちに「私は、そんなふうに今感じているんだね」と声をかけてあげてください。

自分の中の不安や嫉妬も、すべて愛から生まれたものなのです。
そのままのあなたで、大丈夫。
まずはその気持ちをまるごと、ご自身で受けとめることから始めてみましょう。

愛の裏がわにある感情たちは、ときに心をかき乱します。
でもそのすべてを、「私の愛の欠片たち」と認めてあげることで、少しずつその愛の輪郭が見えてきます。

愛とは、ただ優しいものではありません。ただ美しいものでもありません。

不安も、疑いも、嫉妬も、すべてを抱えながら、それでも誰かを想い続ける勇気なのだと思います。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

その深い愛が、いつか安心に変わる日がきますように。
そして何よりも、あなたがあなた自身の想いを、静かに抱きしめてあげられますように。

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秋の空は高く澄みわたり、木々はゆっくりと色づき、そして葉を落とします。
自然の流れが変わっていくように、私たちの心もまた、何かを手放す準備を始めるような、秋はセンチメンタルな季節です。でも時に、「何を手放すべきなのか」「決して失ってはいけない物は何か」離れるべきものと、守るべきもの。その見極めに立ち止まることがあります。
私たちは、変わることが怖いのではなく、何を残せば自分でいられるのかが分からなくなる時に、不安になるのだと思います。心にしがみつくように残っているもの。それが愛だったのか、執着だったのか。その境目を見極めるのは、とても難しいことです。
心理学では、人は「痛み」よりも「喪失」の方に強い恐れを抱くといわれています。人は恐れを感じる時ほど、何かを握りしめて安心を得ようとします。だからこそ、終わりが見えている関係にしがみついてしまったり、過去の記憶にとどまってしまったりするのです。でも、どれだけ握りしめても、私たちは過去をやり直すことはできません。できるのは、そこにあった感情を認めて、受けとって、そっと置いてくること。それが本当の意味での「手放す」という行為です。
一方で、手放してはいけないものもあります。それは、「大切にしたいと思った気持ち」や「誰かを信じた心の記憶」です。たとえ関係が終わったとしても、その時に本気で愛したという事実だけは、どうか胸の奥にそっと残しておいてください。自分がどんなふうに人を想ったか、それはこれからの人生を照らす光になりあなたをより強く美しく輝かせます。
今、夜空では、星たちは、てんびん座からさそり座へと歩みを進めています。バランスや関係性を見直す季節から、感情の奥にある真実と向き合う時期へ。見せかけの穏やかさではなく、本当のつながりや、本心に正直になることが求められます。そして、この時期に起こる別れや葛藤には、再生の芽も静かに宿っています。
何を残し、何を手放すか。その答えは外にはありません。答えはいつも、あなたの心の深いところで、そっと、ささやいています。焦らずに耳を澄ませてみてください。「これを握っている私は、今、幸せだろうか」。その問いに、優しく正直に向き合っていけたら、きっと必要なものだけが、自然と手のひらに残っていくはずです。
今回も最後まで、読んでくださり、ありがとうございます。
手放すことは終わりではなく、始まりです。今日もあなたの心が、少しでも軽くありますように。

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空を見上げても、雲の動きが読めない日があります。
晴れているようで、どこか不安定で、何かが来るような気配だけがどんよりと空に広がる。
人の心もまた、似ていますね。晴れたり曇ったり。
今日は未読のLINEに「なぜこんなにも心が揺れるのか」「なぜ気持ちが曇るのか」
そんな静かな問いに、心理カウンセラーとしてやさしく寄り添ってみたいと思います。
彼からの返信がない。
既読すらつかない。
たったそれだけのことで、何も手につかなくなってしまう日もあるでしょう。
頭では「忙しいだけかもしれない」と分かっているのに、心は言うことを聞いてくれない。
気づけばスマホを何度も見てしまい、返ってこないメッセージの画面に、じっと目を凝らしてしまう。
心理学では、この状態を「愛着の揺らぎ」と呼びます。
誰かとの関係性の中で、自分が「安全でいられるかどうか」を測る感覚のことです。
特に、過去の人間関係で見捨てられた経験や、無視された記憶があると、
返信がないことがそのまま「拒絶された」「見放された」と感じてしまう傾向があります。それは、心が無意識に自分を守ろうとしている反応なのです。
ホロスコープで見ると、月が蟹座や魚座など、水の星座にある方は、
感情をキャッチする感度が高く、少しの変化にも大きく反応してしまうところがあります。相手の一挙手一投足に、敏感に揺れてしまうのは、それだけ深くつながりたいという願いがあるからなのです。
「未読のままだと、私のことを考えてくれていない気がする」
「このまま終わってしまうのではと怖くなる」
そんな気持ちが、あなたの中にあるのなら、まずはその声に耳を傾けてみてください。
不安になるのは、あなたが「本当に大切にされたい」「ちゃんと見ていてほしい」と願っているからです。
LINEの未読に反応するのは、あなたが繊細だからではありません。
それは、心がちゃんと「愛されたい」と感じている証拠です。
相手を試すのでも、責めるのでもなく、
「私は今、こういう気持ちでいる」と自分にそっと語りかけることから始めてみましょう。
誰かを信じる前に、自分の感情を信じること。そして自分の今の気持ちを確認すること。
それが、心を穏やかに保つための最初の一歩になるのです。
今日も、最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
あなたの心が揺れるのは、それだけ誰かを大切に思っているから。
その想いが、やさしく報われる日がきっと訪れますように。

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さわやかな秋の風が少し冷たく感じる今日この頃。
人の心も静かに内へ向かっています。
「もの想う秋」なんて言いますよね。
秋の夜長に貴方は誰を想っているのでしょうか。
ふとした瞬間に思い出す顔、もう終わりにしたはずの恋。
それでもなお心が動いてしまうのは、弱さではなく、あなたが誰かを深く愛する力を持っているからです。
今日は、その「やめられない愛」「禁断の愛」「秘密の契り」などに込められた意味を見つめてみましょう。


タロットで言えば『恋人』と『吊るされた男』のあいだにいるような時期。
愛することが自分を縛るように感じても、その葛藤の中には「真実の愛とは何か」を問う魂の学びがあります。
報われない恋ほど、人は純粋でいようとします。
どうしても手放せない気持ちは、相手を通して自分自身を知ろうとする心の働きでもあるのです。
星の流れを見ると、今は金星が少し弱まる位置にあり、愛のテーマが試されやすい時。
相手の反応を求めても届かないように感じたり、距離を取られることで不安が募ることもあるでしょう。でもその空白こそが、愛を「執着」ではなく「思いやり」へと変えるための時間です。
愛されたいと願う気持ちは、人として自然なもの。
けれど本当の愛は、相手の幸せを思える心の中に静かに息づきます。
もしあなたが誰かを想い続けて苦しいときは、無理に忘れようとしなくていいのです。
忘れようとするほど、心はその人の形を確かめようとします。
いずれ時間がその輪郭をやわらかくし、愛が感謝に変わる瞬間が訪れます。

愛した事実は消えず、形を変えてあなたを支える糸になります。
恋があなたを痛めつけるように感じても、それは「本当の自分を知るための愛」だから。
相手を通して、自分の優しさや強さ、そして限りない思いやりを学んでいるのです。
誰かを愛して苦しんだ経験は、やがて他の誰かを深く理解する力に変わります。
どうか今夜は、自分を責めずにその気持ちを抱きしめてください。
愛してしまうことは、決して間違いではありません。
それはあなたが生きて、心を持つ証なのです。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
どうかこの愛が、いつかあなた自身を温める光に変わりますように。

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初めまして桜子です。
この度、鑑定室の外でも皆様に言葉を届けたくて、ブログを始めることにいたしました。
日々、たくさんの相談を受ける中で思うことは「人の心はとても繊細で、だからそこ美しい」ということ。

恋に悩む時、特にそれが誰にも言えないような関係であればあるほど、心はひとりぼっちにされてしまいます。でも、その「苦しいけれど愛してしまう気持ち」には、ちゃんと理由があります。そして、そこに光が射すタイミングも、魂が癒される瞬間も、必ず用意されています。
このブログでは、鑑定を通じて感じたこと、不倫や複雑な恋に悩むかたへのメッセージ、そして、タロットや星からのメッセージなどを、出来るだけ優しい言葉でお届けしていきます。

読むだけでこころが少し軽くなるような、そんな場所になりますように。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。桜子。

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