コラム
2019/05/15(水)
目上の人と上手に付き合うために

人間関係の悩みのひとつに、自分が所属するコミュニティでの上下関係があります。年齢やキャリアなどで決まってしまう上下関係は、変えることが出来ないので難しい問題です。
特に、目上の人と付き合いづらいという場合は、ストレスを抱え込みやすくなります。今回は、目上の人が苦手だという場合の対処法について見ていきましょう。
そもそも、自分より目上の人とのコミュニケーションに難がある人は、身近な誰かと目上の人を重ねていることが多いです。
たとえば、小さい頃に親から怒られてばかりだったとか、褒められたことがないとか、年上の兄や姉にバカにされていたといった経験をしてきた人は、目上の人に恐怖を感じる傾向があると言われています。
目の前にいるのは、親でも年上の兄や姉ではないのに、かつての記憶から身構えて委縮してしまうんです。
たしかに、小さい頃は弱かったり足りないことが多かったかもしれません。でも、大人同士になったのなら、支配する側とされる側といった関係を意識するのはやめましょう。
会社などでは立場の違いはあるでしょうが、基本的には大人対大人だという考え方をしてみてください。それだけで、必要以上に緊張したり恐がることは無くなります。
逆に、自分より立場が下の人にも、上から目線や支配するような態度はしないこと。同じ人間同士だと思って付き合うと、人間関係は良くなることが多いですよ。