コラム

2018/08/19(日)

ギャンブルは儲かるのか?

一度ハマってしまうと、なかなか辞められないもののひとつに「ギャンブル」があります。競馬・競輪・競艇や宝くじなど、日本でも公的に認められたものはたくさんありますが、ギャンブルは儲かるものなのでしょうか? 今回は、公的なギャンブルの仕組みについてご紹介します。
たまたま買った馬券が当たったとか、運良く宝くじが当たったという人もいるでしょうが、基本的にギャンブルは儲かりません。ギャンブルは、親側(胴元)と子側(賭ける側)がいて成り立っています。そして、子が賭けたお金から、親は何%かをあらかじめ徴収していて、残りを配当金に当てているからです。この比率を期待値と言います。たとえば100円の券を子100人に売って1万円集めたとします。そのうちの3000円を親が取って7000円を配当金にしているんです。つまり期待値の70%を100人で取り合っているということ。何度かは当たったとしても、くり返し続けていれば、結局はマイナスになってしまいます。
ちなみに、競馬・競輪・競艇などは期待値が75%ほど、宝くじやロト6、BIGなどは50%以下です。では、期待値が高い、競馬・競輪・競艇で一番勝つ確率が高い賭け方はというと、配当が高い券に1点賭けする方法になります。逆に、配当が低いけど当たりそうな券を幅広く買うという方法が一番負けます。長く続ければ当然マイナスに近づきますし、どんなに幅広く買っても当たるのは1つだけですから、その1つに当たったとしても配当が少なければ結局マイナスになるからです。負ける可能性の方が高いと分かっていても、ギャンブルが辞められないのは、当たったときの快感が堪らないからなのでしょうか? お金持ちになりたいのであれば、真面目に働いて堅実な生活を送った方が良さそうです。

京(きょう)

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