よく「胸は揉んだら大きくなる」という話を耳にします。ふくよかなバストは男性の人気も高く、憧れている方も多いかもしれません。
でも、この揉んだら大きくなるというのは本当なのでしょうか？
今回は、バストアップの方法について見ていきましょう。

まず、揉んだら大きくなるというのは事実です。
女性の胸は、乳腺と脂肪で構成されているのですが、揉まれることでホルモンが分泌され、乳腺が肥大します。
たとえば妊婦さんの胸が大きくなるのも、母乳を貯め込むために、乳房の容積が大きくなるという理由の他、赤ちゃんがオッパイを吸う際の刺激によって乳腺が肥大するのが一因なんです。
ただし、乳腺の肥大は一過性のものになります。刺激を与え続けなければ、サイズを維持出来ませんから、胸を大きくしようと頑張ったとしても、あまり意味はないかもしれません。

それよりも、バストアップに有効なのは筋トレです。
筋肉は脂肪を呼び込む性質があり、乳房全体のボリュームアップ効果が期待出来ます。
いわゆる美乳とは、張りがあって上向きの形状であると思いますが、それもしっかりと筋肉のベースがあってこそ。
ただ、腕立て伏せをすると腕まで一緒に太くなってしまいますから、フィットネスクラブなどで専用の器具を使い、大胸筋主体のトレーニングをするのが良いでしょう。